FC2ブログ

『夕暮れの鳥 / 光の言葉』  

5月24日発売の神聖かまってちゃんのニューシングル
夕暮れの鳥 / 光の言葉
夕暮光

アニメ『進撃の巨人』のエンディング曲でもある「夕暮れの鳥」
(ジャケットは諌山先生によるメンバー似顔絵)



2期の第1話。ラストに向かっての衝撃の展開、その直後唐突に始まるエンディング曲。
厳かで静謐でどこかノスタルジックで、同時に拭い去りようのない不安や居心地悪さもあり、
ストーリーや絵の印象と相まって、初めて聴くその曲に一瞬で心奪われた。

神聖かまってちゃんの曲世界と進撃の巨人の世界観、想像以上の親和性があるのだと
見せつけられる思いがした。



かねてより神聖かまってちゃんのファンを公言していた原作者諫山創先生の
強い希望もあって実現した今回のタイアップ。
一方の神聖かまってちゃんのメンバーも進撃の巨人のファンでもあり
―とりわけみさこさんのアルミン好きはちょっと度が過ぎていて(誉め言葉)―
いわば両思いが成就した感さえある。




以下はタイアップ発表の際の原作者との子さんの対談(ナタリー)
 の子と諌山創の「弱い人」対談


諌山先生の神聖かまってちゃんびいきは目に余るものがあって(もちろん褒めている)、
先生のブログ「現在進行中の黒歴史」"神聖かまってちゃん"と入れて記事検索してみると、
彼らの楽曲への熱い思いがことあるごとに語られている。

この人って我々と同じ単なる神聖かまってちゃん好きやん(すごく褒めている)と、にこにこしてしまう。
―もちろんあちら様はこんな大きな仕事を依頼できる立場の方ではあるけれど。。
自らの為すべきことを為し、その結果が今日に至るっていうのほんとかっこいい。

「ぼくにとって“布教活動”」
「“俺が自慢したいかまってちゃん”をみんなに知ってもらいたい」
上記ナタリーの対談で語る諌山先生。
このタイアップの実現からもブログ記事からも、そうした強い思いが伝わってくる。

これまでの子さんの新曲アップロードや神聖かまってちゃんの新譜発売などのタイミングで
紹介や感想を書いてブログを更新されていた諌山先生、
昨年夏のアルバム『夏.インストール』発売の際も期待とともにブログに日参していたものの
それに関する更新はなく心中穏やかではなかったのですよ、今だから言えるけれど。
それもこれも今回のプロジェクトが始動したことに関連していたのかな、と合点がいった次第。
最後のかまってちゃん関連の記事を更新されたのがベストアルバム発売のときで、
その少し後に神聖かまってちゃん側にエンディング担当の話が入ったということなので。


タイアップの話を聞いた直後、プール遊びに興じる(?)メンバー。
その1 その2 その3 (ちばぎんTwitterより)


改めて。
MVフルバージョン



古い記憶の中のように不鮮明にセピア色に染まる故郷の景色。夕暮れの色。
こうしてみると不穏さはどこにもなくて、温かく懐かしい美しいメロディと映像が心にしみる。



そして。

「光の言葉」


両A面シングルのもう1曲。
こちらも進撃の巨人のエンディング用に作られたとのこと。
(最終的には「夕暮れの鳥」に決まった、ED用に何曲か候補曲を作ったとのこと)
神聖かまってちゃんらしい“ホーリー感”に満ちたメロディ、
ネコを主人公に展開するストーリー仕立ての歌詞、言葉遊びもの子さんらしい。
こちらの曲はAbemaPrime(AbemaTV)5月のエンディング曲。(こんな
神聖かまってちゃんと言えばアベプラファミリー、ご縁の深い番組です。



全4曲のこのシングル、3曲目は
「男はロマンだぜ!たけだ君っ」



こちらの動画は竹内道宏氏撮影・編集の今年初めのライブ映像。
良い顔。

今回の収録曲は2017年再録バージョン。
元々大好きな曲(アルバム『みんな死ね』収録曲)、
以前のバージョンの雰囲気を(敢えて)残しつつ、音は厚みとニュアンスを増していて、
後半のバイオリンの音色が一気に情感を盛り上げる。
印象に残るのはの子さんの歌声や歌い方。
以前の「たけだ君」は、仲間を遊びに誘うような子どものやんちゃさがあったのに対して、
幾分年齢を重ね経験を積んで大人になった彼が、少年=当時の自分たちに呼びかけるような、
そんな曲大人の温かみと落ち着きを感じる。

諌山先生曰く「完全にエレンの歌」とのこと。
あるいは多くを背負って戦う若き主人公へのの子さんからのエールなのかもしれない。



最後の曲。
「コンクリートの向こう側へ」(2017リマスターver.)



諌山先生が一生聴き続けるかもしれない唯一の曲とかつてブログで書かれていた1曲。
今回のコラボの際、「コンクリートの向こう側へ」のような“ホーリー感”のある曲との依頼をされたとか。(前出対談)

ホーリー感とかホーリー系の曲とかかまってちゃんファンの間では一つのジャンルを指す言葉として
定着してる(そもそもメンバーが使う)表現で、対談を読んでそういう言葉がふつうに出てくるあたりも
「ファンやん」とうれしくなるポイントだった。


以上、今回のシングルは、アニメのエンディング曲「夕暮れの鳥」だけでなくすべての曲が
「進撃の巨人」に縁のあるものになっていて、事実上のタイアップシングルと言えると思う。
つい最近(このタイアップ発表の少し前)原作単行本を一通り読み終えたばかりの人間が
いちいち進撃や諌山先生に絡めて書いてしまっていることには申し訳なさを感じつつ…

諌山先生は他にも「自分らしく」をハンジのキャラソン、
死にたい季節」をベルトルトのキャラソンとして挙げている。




最後に。
その他、今回のシングル関連のまとめ。

GYAO!より
「進撃の巨人×神聖かまってちゃん スペシャルコラボムービー」
「進撃の巨人×神聖かまってちゃん スペシャルコラボムービー」メイキング映像

インタビュー
「神聖かまってちゃん 進撃のロックンロールバンド」 (ナタリー)
「価値観を覆そうとしないと、音楽はつまらないまま終わる」 (KAI-YOU)
「神聖かまってちゃん・の子が語る、20代からの成長と現代への怒り」(CINRA)
「原作者・諫山創との相思相愛感がたっぷり。神聖かまってちゃんのニューシングルは『進撃の巨人』づくしの1枚に」 (アキバ総研)
「『夢が少ない』『味気ない』というバンドシーンに革命を今一度」 (billboardJapan)
「原作者が提示したイメージは『ナウシカ』――神聖かまってちゃん、TVアニメ『進撃の巨人』Season2 EDテーマを語る」 (animateTIMES)

Live
「神聖かまってちゃん『夕暮れの鳥 / 光の言葉』発売記念ライブ@YouTube Space Tokyo」

関連記事

Posted on 2017/05/24 Wed. 14:30 [edit]

category: 神聖かまってちゃん

tb: 0   cm: 0

プロフィール

カテゴリ

全記事表示リンク

最新記事

月別アーカイブ

カレンダー

最新コメント

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード


▲Page top