静の森 
5月23日
草深の森へ―

ドクダミの緑の葉と白いつぼみが地表を覆う。いつくかはすでに開き始めている。
ドクダミを見るとお墓参りを思い出す。
墓所に敷き詰められた砂利の間、しっかりと根を張りはびこる迷惑な雑草。
触ると嫌なにおいがついてしまって、洗っても洗っても取れない。
「軍手持ってくればよかったね」などと言いながらの草むしり(そして毎回忘れる)。
最初はスーパーの袋やお供えの包み紙越しに。
やがてあきらめて素手で。
葉っぱはハートの形だし、真っ白な花もきれいだし、
見てるだけならいいんだけどねぇ…
そんな記憶。
(ネガキャンから入ってしまったけれど、)
森や林の下草となって地面を覆いつくしたドクダミが真っ白な花を咲かせている様子は、
うっとりとただただ眺めていたくなるほどきれいだと思う。
木立に日を遮られひんやりほの暗い地面を白く明るく照らすように咲く花。

こんな感じの(別日の別の場所ですが 16/6/12 小林牧場)
ちなみに「じごくそば」という別名があることはこのあたりに伝わる民話のタイトルから知った。
→「頼政塚とじごくそば」(過去記事)

傾きかけた日が枝葉の隙間を縫って差し込んでくる。
二人静‐フタリシズカ‐

スポットライトを浴びているよう。

茎の先端にぴよーんと2本の花穂を伸ばす様子を謡曲二人静に擬えてその名がつけられたとか。

(1本とか3本とかそれ以上のこともある)
ガマズミ

開けた場所に面した茂みに咲くガマズミの白花。
この真っ白な花が、秋にはつやつやと赤い実となる。
ナルコユリ‐鳴子百合‐



アマドコロとの見分けがいまひとつわかりにくいし、同じものとして扱われることもあるようだけど…

こっちはアマドコロ(たぶん)(16/4/30 大六天)
花の付け根とか茎の形などから判別できるらしい。
知らない生き物や植物って本当に多い。
むしろ知っていることなんてほんの少しで、
長年呼んでいた名前が間違っていたり、そんなことばかり。
撮ってきた写真と図鑑とネットを何度も何度も行ったり来たりして。
そうしているうちに時間が過ぎてブログの更新は滞る。。
それでも素人判断なので間違いは多々あるんだろうなあ。
(気付いたらその都度お詫び訂正していきます)

これはアワフキムシの幼虫かな。以前にも何度か出会ったことがある。
ちょっと見切れてない?

行ったことがない方向に進んでみた。
墓地と、その近くに建物が。
周囲をぐるりとお堀のように掘り下げられた形跡が。
水をたたえてはいないけれど、弁天様が祀られているのだろうか、
お水に関係するお社なのかもしれない。
そういえば去年二人静を見にこの森に来たときは大日塚に行き着いた。(15/5/26)

草深開墾を今に伝える地という説明書きが添えられている。

斜めに降り注ぐ太陽の光。
草深の森へ―

ドクダミの緑の葉と白いつぼみが地表を覆う。いつくかはすでに開き始めている。
ドクダミを見るとお墓参りを思い出す。
墓所に敷き詰められた砂利の間、しっかりと根を張りはびこる迷惑な雑草。
触ると嫌なにおいがついてしまって、洗っても洗っても取れない。
「軍手持ってくればよかったね」などと言いながらの草むしり(そして毎回忘れる)。
最初はスーパーの袋やお供えの包み紙越しに。
やがてあきらめて素手で。
葉っぱはハートの形だし、真っ白な花もきれいだし、
見てるだけならいいんだけどねぇ…
そんな記憶。
(ネガキャンから入ってしまったけれど、)
森や林の下草となって地面を覆いつくしたドクダミが真っ白な花を咲かせている様子は、
うっとりとただただ眺めていたくなるほどきれいだと思う。
木立に日を遮られひんやりほの暗い地面を白く明るく照らすように咲く花。

こんな感じの(別日の別の場所ですが 16/6/12 小林牧場)
ちなみに「じごくそば」という別名があることはこのあたりに伝わる民話のタイトルから知った。
→「頼政塚とじごくそば」(過去記事)

傾きかけた日が枝葉の隙間を縫って差し込んでくる。
二人静‐フタリシズカ‐

スポットライトを浴びているよう。

茎の先端にぴよーんと2本の花穂を伸ばす様子を謡曲二人静に擬えてその名がつけられたとか。

(1本とか3本とかそれ以上のこともある)
ガマズミ

開けた場所に面した茂みに咲くガマズミの白花。
この真っ白な花が、秋にはつやつやと赤い実となる。
ナルコユリ‐鳴子百合‐



アマドコロとの見分けがいまひとつわかりにくいし、同じものとして扱われることもあるようだけど…

こっちはアマドコロ(たぶん)(16/4/30 大六天)
花の付け根とか茎の形などから判別できるらしい。
知らない生き物や植物って本当に多い。
むしろ知っていることなんてほんの少しで、
長年呼んでいた名前が間違っていたり、そんなことばかり。
撮ってきた写真と図鑑とネットを何度も何度も行ったり来たりして。
そうしているうちに時間が過ぎてブログの更新は滞る。。
それでも素人判断なので間違いは多々あるんだろうなあ。
(気付いたらその都度お詫び訂正していきます)

これはアワフキムシの幼虫かな。以前にも何度か出会ったことがある。
ちょっと見切れてない?

行ったことがない方向に進んでみた。
墓地と、その近くに建物が。
周囲をぐるりとお堀のように掘り下げられた形跡が。
水をたたえてはいないけれど、弁天様が祀られているのだろうか、
お水に関係するお社なのかもしれない。
そういえば去年二人静を見にこの森に来たときは大日塚に行き着いた。(15/5/26)

草深開墾を今に伝える地という説明書きが添えられている。

斜めに降り注ぐ太陽の光。
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Posted on 2016/05/25 Wed. 01:30 [edit]
category: local area
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