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和泉鳥見神社の「いなざき獅子舞」  

いなざき獅子舞を見てきました。
たぶん行けないと思って前日にまとめ的なものをしてしまってたので
一部繰り返しになりますが。



大きな地図で見る
 【A;和泉会館 B;和泉鳥見神社】



和泉の鳥見神社(創建不明慶安3(1650)年再興)
 
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 饒速日命(ニギハヤヒノミコト)を祀る神社。

 秋祭りには江戸時代より「いなざき獅子舞」が奉納されています。
 「いなざき」とは「稲の収穫を前にして」という意味があり、
 獅子舞は秋の豊作を感謝する気持ちとともに子孫繁栄を表現しています。
 昭和41年4月19日に無形民俗文化財に指定されました。
  (参考;「印西名所図会」以下同様)

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秋の豊作への感謝と子孫繁栄を願って奉納されるいなざき獅子舞。
その構成は大獅子、中獅子、女獅子、道化、笛師2人から成り、
これらは原則的に長男が行います。
(と「印西名所図会」にはありますが現在もそれが続いているのかは未確認です)
他には花笠をかぶった子供数人(この日は4人)が参加します。

は二部構成となっています。
以下、写真と動画でご紹介します。


≪一部≫

道笛と道化による露払い
 旧円光院(現和泉会館 地図A地点)から鳥見神社(同B地点)境内へ

私が現地に到着したときちょうど笛の演奏と共に舞い手とそれに導かれた人々が
境内へ入っていくところでした。(iPnoneのマップが役立たずになったせいで遅くなった)
以降はすべて境内の中で執り行われます。

道笛の舞 (道化) 

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 道化は筒状のギロのようなものを手に持ち、竹製と思われるささらのようなものでこすって
 笛の奏でる音楽に合わせて演奏しながら舞います。
 この道化の所作が子孫繁栄を願ったものであることは明らかです。
 古来人々にとって子孫繁栄は切実かつ自然な願いであったのでしょう、
 以前ここにも子供のころの体験談を書きましたが、
 神道におけるこうしたおおらかであけっぴろげな信仰の名残りは
 さまざまな形で今も各地に残されているようです。


四方固めの舞 女獅子・中獅子・大獅子

 女獅子、中獅子、大獅子の順に笛の演奏に合わせて太鼓をたたきながら
 四角く引かれた白線上をぐるりと舞います。

 私の印象では、女獅子、中獅子、大獅子の順に舞が大きくダイナミックに
 なっているように見えました。

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(女獅子)

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(中獅子;スタンバイ中)



[高画質で再生]

いなざき獅子舞(中獅子の四方固めの舞) [アダルトホームページ]
(中獅子) 

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板倉印西新市長も見学。

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(大獅子)


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 舞の間、舞い終わった獅子と次に舞う獅子のもとに人が走り寄って、
 うちわであおいだり飲み物を渡したり、獅子の面を直したりします。


花笠めぐりの舞(いなざき獅子舞) (3者同時+道化)

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三獅子揃ってスタンバイ中。

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 獅子同士ぶつかりあったり、円陣を組むようにして大地を踏み鳴らす動作をしたり。
 大地と対話をしているようにも見えます。
 五穀豊穣の祈り・感謝を表現しているのでしょうか。
 道化は相変わらず筒状の楽器で笛と太鼓の合いの手を入れながら
 獅子と共に舞ったり、自由に走り回ったり、観客を笑わせに行ったりしています。


[高画質で再生]

いなざき獅子舞 [ブログ引越し]
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 途中、合図で花笠を頭にかぶった子どもたちが四人(男子2人・女子2人)、
 四つの角に座り、その周りを獅子たちが舞います。

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 これで一部は終了です。



ござの上に座るのは地元(氏子)のみなさんでしょうか。
他にも多くの人が見物に訪れていました。
舞の間、そうした見学者に飲み物が振る舞われました。(ごちそうさまです)
それと、手作りの甘いポップコーンが売られていたのですが、
この香りが境内中に充満していました。
ディズニーランドと同じ、あの香りです。
これは家に帰ってから夜になっても鼻腔に残って、昼間の舞と
ディズニーランドのイメージが重なってどこかのテーマパークで
壮大なアトラクションを体験した後のような感覚がずっと続いていました。



 さて。それほど待つことなく舞が再開されました。

≪二部≫

綱くぐりの舞 (大獅子)

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 長い長い竹の先端に結び付けられた綱。
 持ち手ふたりによって胸ほどの高さに綱が張られます。

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 大獅子が舞いながらこの綱を超えようとします。 
 舞い、試み、しくじると一旦引いて舞い、再度挑みます。

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 何度目かの挑戦の末、綱越えに成功。



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三獅子と道化による舞。

 音楽が終わり、舞い手たちが退場します。


こうしてすべての舞が終了しました。

境内にて舞が奉納された時間はおよそ1時間30分ほど(14:15~15:45)でした。
予め大体の構成を知った上で見ていたので、それぞれの舞の意味などを考えながら、
興味深く見学できました。


私の写真では伝わらないのが非常に残念なのですが、
獅子のたてがみは本当に美しくて立派なものでした。
大小さまざまな大きさと色の鳥の羽をそれは細かく無数に埋め込んで
作られているようです。できれば近くで見てみたかった。

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境内を一回り。

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隣接する金刀比羅神社の鳥居。
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外周にはずらりと庚申塔群。



帰路。

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(ニュータウンらしく敢えて通行止めのバーも入れてみました)

ひろいひろい印西の大地と空。
何年住んでいても飽きることのない大好きな風景です。


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Posted on 2012/09/24 Mon. 23:18 [edit]

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