ぼっち 2015 
今年各地で見かけたぼっちを。
落花生の株の野積みぼっち。(→過去記事「ぼっち」)
崩れないよううまく積み上げるのには技術が必要なのだそうです。
作り手によって形や使われる材料などが実に様々で個性があって、
ころんとかわいらしくて(どうしても擬人化したくなる)、
収獲後、きれいに均された何もない畑にぽつりぽつりと彼らの並ぶ風景は
この季節出会うとうれしくなってしまう風景です。
'15/10/12 滝


今年初めて見掛けたぼっちは日没後間もない薄暮の中。
蚊帳を思い起こさせる網状のシートに包まれ、上から青いビニールシートを被されていました。
鳥獣被害対策でしょうか、周囲にはたくさんのポールが立てられ、
ワイヤーかテグスのようなものが張り巡らされているのが見えます。
'15/10/15 草深


ニュータウンエリアに隣接する、住宅地と畑が入り組んでいる場所で見かけたぼっち。
'15/10/15 結縁寺



草深と結縁寺の境目あたり。
夕暮れどき、柿色の実を付けた木と、その向こうにずらりと並んだぼっち。秋の風景です。
この場所でこの野積みされた「なにか」に気付き、なんだろうと思ったのがぼっちの存在に気付いたきっかけなので、
特に思い入れの深いぼっちです。わら帽子もかわいい。
'15/10/25 旧印旛村鎌苅





藁帽子というより短く刈り込まれた髪の毛みたいな藁を被ったぼっち。
こちらもやはり棒と細いロープ状のものが張り巡らされていました。
加えてマネキン人形の案山子も設置されています。(リアルすぎて一瞬びっくりしました)
害鳥・害獣対策だけでなく人除けにもなりそうです。
田んぼや畑の番をする案山子も、ぼっち同様
簡易的なもの昔ながらなものユーモラスなもの流行りを取り入れたもの等々実に様々。
(農家の皆様には収穫にかかわる大きな問題なのでしょうが)
実りの季節、そうした案山子の姿に出会えるのも散策の楽しみのひとつです。
(話の流れで)最後に彼岸のころの結縁寺の田んぼの案山子さんを。
稲の刈り取り前の季節に谷津の田んぼ脇を通り掛かると、夥しい数のすずめが飛び去って行きます。
このころのすずめたちはよほど栄養状態がいいのかふっくら重そうに見えて、
収獲までに食べつくされてしまうのではないだろうかと不安になるほど。
案山子さんたちには「がんばれ!」と声援を送りたくなります。


(お顔)
落花生の株の野積みぼっち。(→過去記事「ぼっち」)
崩れないよううまく積み上げるのには技術が必要なのだそうです。
作り手によって形や使われる材料などが実に様々で個性があって、
ころんとかわいらしくて(どうしても擬人化したくなる)、
収獲後、きれいに均された何もない畑にぽつりぽつりと彼らの並ぶ風景は
この季節出会うとうれしくなってしまう風景です。
'15/10/12 滝


今年初めて見掛けたぼっちは日没後間もない薄暮の中。
蚊帳を思い起こさせる網状のシートに包まれ、上から青いビニールシートを被されていました。
鳥獣被害対策でしょうか、周囲にはたくさんのポールが立てられ、
ワイヤーかテグスのようなものが張り巡らされているのが見えます。
'15/10/15 草深


ニュータウンエリアに隣接する、住宅地と畑が入り組んでいる場所で見かけたぼっち。
'15/10/15 結縁寺



草深と結縁寺の境目あたり。
夕暮れどき、柿色の実を付けた木と、その向こうにずらりと並んだぼっち。秋の風景です。
この場所でこの野積みされた「なにか」に気付き、なんだろうと思ったのがぼっちの存在に気付いたきっかけなので、
特に思い入れの深いぼっちです。わら帽子もかわいい。
'15/10/25 旧印旛村鎌苅





藁帽子というより短く刈り込まれた髪の毛みたいな藁を被ったぼっち。
こちらもやはり棒と細いロープ状のものが張り巡らされていました。
加えてマネキン人形の案山子も設置されています。(リアルすぎて一瞬びっくりしました)
害鳥・害獣対策だけでなく人除けにもなりそうです。
田んぼや畑の番をする案山子も、ぼっち同様
簡易的なもの昔ながらなものユーモラスなもの流行りを取り入れたもの等々実に様々。
(農家の皆様には収穫にかかわる大きな問題なのでしょうが)
実りの季節、そうした案山子の姿に出会えるのも散策の楽しみのひとつです。
(話の流れで)最後に彼岸のころの結縁寺の田んぼの案山子さんを。
稲の刈り取り前の季節に谷津の田んぼ脇を通り掛かると、夥しい数のすずめが飛び去って行きます。
このころのすずめたちはよほど栄養状態がいいのかふっくら重そうに見えて、
収獲までに食べつくされてしまうのではないだろうかと不安になるほど。
案山子さんたちには「がんばれ!」と声援を送りたくなります。


(お顔)
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Posted on 2015/10/27 Tue. 01:42 [edit]
category: local area
15/10/15 
檀(マユミ)の実


草深にあるマユミの生垣。
好んで通る道のひとつです。秋にはピンク色の実を付けた低木の並びがかわいらしくて目を引きます。
辛夷(コブシ)
高花の住宅街。
辛夷の街路樹が並びます。

緑色の葉と赤い色の実。

もこもこ。独特な形。


熟して裂けた実。

枝のところどころには次のシーズンに向けて花芽が。
真冬の寒風の中暖かそうな毛におおわれた蕾、春を告げる真っ白な花、
子どものほっぺたのようなピンク色から段々赤みを増していく実。
四季を通して変化を楽しめる樹木ですが、
いちどきに一本の木でこんなにいろいろな状態が見られるとは気づきませんでした。
今年の春('15/3/26)、花時の様子。





草深にあるマユミの生垣。
好んで通る道のひとつです。秋にはピンク色の実を付けた低木の並びがかわいらしくて目を引きます。
辛夷(コブシ)
高花の住宅街。
辛夷の街路樹が並びます。

緑色の葉と赤い色の実。

もこもこ。独特な形。


熟して裂けた実。

枝のところどころには次のシーズンに向けて花芽が。
真冬の寒風の中暖かそうな毛におおわれた蕾、春を告げる真っ白な花、
子どものほっぺたのようなピンク色から段々赤みを増していく実。
四季を通して変化を楽しめる樹木ですが、
いちどきに一本の木でこんなにいろいろな状態が見られるとは気づきませんでした。
今年の春('15/3/26)、花時の様子。



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Posted on 2015/10/16 Fri. 10:09 [edit]
category: 散策
10月 
秋景色。



赤く熟した実が公園の植え込みの中でひときわ目をひきました。
一説には「赫つ実(かがつみ)」(=赤く輝く果実)からその名がついたともいわれるガマズミです。
ところどころ赤く色づいた葉。
枝先にはとんぼが入れ代わり立ち代わり止まっては空へと飛び立ちます。


雑木林のゴンズイ。赤い袋の中に黒い実。この実の形状から狐の茶袋ともいうそうです。
狐の剃刀など、「狐」の付く名前を持つ植物ってたくさんありますね。
北総花の丘公園
コスモス畑
数日前より開花が進み、更に彩が鮮やかになっていました。




自然生態園


印西に来て、とんぼってほぼ通年(冬の間以外)みられるんだな、と実感しています。
子どものころは運動会の時期の空にたくさんの赤トンボが飛んでいた記憶があるのですが、
いつの間にか赤いとんぼをあまり見かけなくなったように思うのですが、どうでしょう。
そういえば今年の夏は、しっぽのところに半円状の広がりを持つとんぼを見かけました。
(たくさん飛んでいたのに写真にはうまく収められませんでしたが)
帰ってから調べてみたところ、ウチワトンボという種類じゃなかったかと思います。
(断定はできませんが色合いとか体の形とか…)
虫でも植物でも、初めて出会うもの、見たことはあるけれど名前を知らないもの、
名前は知っているつもりでも間違えだったもの(まだまだ勘違いのままのものもあるかも)、
名前だけは知っていて実物と結びついていないもの、等々、まだまだたくさんありそうです。
(自分が知らないことが多すぎるだけなのかもしれませんが)
(帰ってからネットで調べて撮ってきた写真と見比べる、そこまでが散策)

464をまたぐ橋の上からの夕陽。この日は沈みゆく太陽がひときわ大きくみえました。



赤く熟した実が公園の植え込みの中でひときわ目をひきました。
一説には「赫つ実(かがつみ)」(=赤く輝く果実)からその名がついたともいわれるガマズミです。
ところどころ赤く色づいた葉。
枝先にはとんぼが入れ代わり立ち代わり止まっては空へと飛び立ちます。


雑木林のゴンズイ。赤い袋の中に黒い実。この実の形状から狐の茶袋ともいうそうです。
狐の剃刀など、「狐」の付く名前を持つ植物ってたくさんありますね。
北総花の丘公園
コスモス畑
数日前より開花が進み、更に彩が鮮やかになっていました。




自然生態園


印西に来て、とんぼってほぼ通年(冬の間以外)みられるんだな、と実感しています。
子どものころは運動会の時期の空にたくさんの赤トンボが飛んでいた記憶があるのですが、
いつの間にか赤いとんぼをあまり見かけなくなったように思うのですが、どうでしょう。
そういえば今年の夏は、しっぽのところに半円状の広がりを持つとんぼを見かけました。
(たくさん飛んでいたのに写真にはうまく収められませんでしたが)
帰ってから調べてみたところ、ウチワトンボという種類じゃなかったかと思います。
(断定はできませんが色合いとか体の形とか…)
虫でも植物でも、初めて出会うもの、見たことはあるけれど名前を知らないもの、
名前は知っているつもりでも間違えだったもの(まだまだ勘違いのままのものもあるかも)、
名前だけは知っていて実物と結びついていないもの、等々、まだまだたくさんありそうです。
(自分が知らないことが多すぎるだけなのかもしれませんが)
(帰ってからネットで調べて撮ってきた写真と見比べる、そこまでが散策)

464をまたぐ橋の上からの夕陽。この日は沈みゆく太陽がひときわ大きくみえました。