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本埜「白鳥の郷」  

1月初め。
印西市笠神(旧本埜村)の白鳥の郷へ行ってきました。

この本州最南端とも言われるハクチョウの飛来地については、毎年何らかの形で情報を
見聞きする機会があって、一度見に行きたいと思っていてそのままになっていました。
―という場所シリーズ第何弾になることか。。
(行ったことないのにこのブログでも関連記事書いてますが…)



「白鳥の郷」という標識の案内に従ってその場所を目指します。



大きな地図で見る



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見渡す限り田んぼが広がるなか、車が数台停まっているのが見えました。

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目の前に一か所、水が張られたような場所が見えます。
水面には白い鳥の姿。
近くにはテントらしきものや人影。
個人の方のご厚意で提供されている田んぼだと聞いています。
どうやらあの場所のようです。

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車を停めて急かれる気持ちで小走りに目指す場所に向かいました。
ところがこの道、写真の色の変わり目のところで1cm少々の高低差があり、
そのわずかなギャップに足を取られてばったりと地面に転がっていました。
白鳥を撮るべく右手に握りしめていたiPhoneを傷つけないようかばいながら
まともに地面に四つんばいになってしまいました。
「何してんねんwww」
笑いながら差し出されたiPhoneだけを受け取る主人。
助け起こしてくれ。。
自力で立ち上がり、ケガの具合を確かめる。
まずiPhoneは無傷。
両手の擦り傷はずきずきするけれどたいしたことはない。
足のひねり具合はどうだろう?
捻挫までは至ってなさそうか?
転んだりぶつけたりした後って、自分の不注意を後悔しながら、
大事に至っていないことを祈りながら、ダメージの程度を確認してしまいますよね。
どうやら右足を軽くひねった程度で済んだようでした。
(帰宅後湿布を貼っていたところ、翌日には痛みが残ったもののそれも一日で引きました)


余談が長すぎる…

転ぶ際に反射的にわりと大きな声を出したという自覚があるので
おそらくその場に居合わせた人の耳には届いてしまったはず。
ということは考えないことにしてハクチョウのもとへ。



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時間帯のためでしょう、30羽いるかいないかという数でしたが確かにハクチョウの姿がありました。
カモでしょうか、水鳥もいます。


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本埜白鳥を守る会による「白鳥の郷」の案内板。

  この白鳥は平成四年から十一月になると当地に飛来し続けているものです。
 平成四年に農業用排水路工事の為に、一時水田に水を溜め工事をしていたところ、
 その地に六羽の白鳥が舞い降りたのです。
  たまたま近くに住む当時千葉県鳥獣委員でありました出山光男さんがそれを見つけ、
 餌を与えようとすると警戒心から離れて行ってしまい、そんなやり取りが半月も続きました。
  そこで、出山さんは、同じ時間に(朝8時、夕方4時)同じ服装で出かけるよう心がけ、
 そんなことが三年続きました。
  そして、ようやく餌付けに成功し、今ではすっかり馴れ餌を持っていくと向こうから
 寄って来るまでになりました。
 そして水田の持ち主であります旧本埜村●●の
  増田邦夫さん
  本橋源嗣さん
 に相談したところ、大切な水田を快く提供してくれました。
 手厚い保護のかいがあり、毎年増え続けテレビ新聞等のマスコミにも大きく報じられる
 ようになり平成七年には「本埜村白鳥を守る会」が発足し村内外から五百名を超える会員を
 募ることができました。
 お陰をもちまして、井戸並びにポンプをせっちしていただききれいな水を供給することができました。
  私たちは自然の大切さと現在残されているわずかな自然を後世に長く守り受け継がれるよう
 これからも頑張って活動していきたいと思っております。
 


※たくさんの方々の白鳥への思いがつまったエピソード、全文を掲載させていただきました。
 
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冬の間の安住の地を求めて4000キロ離れたシベリアから当地にやって来るハクチョウたち。
(オオハクチョウ、コハクチョウ)
本埜中学校HPの「白鳥通信」によれば、今シーズンおよそ1,300羽が確認されているそうです。

 ⇒本埜中学校HP 白鳥通信



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柵のように並ぶのは本埜第二小学校の児童によるハクチョウへのメッセージ。
 
 ⇒本埜第二小学校HP 白鳥飛来状況

こちらもすばらしいレポートです。
かなりの更新頻度で(冬休み中も!)その日の天気やハクチョウの数、様子などが
詳しく記されていて、とても興味深く読ませていただきました。
(学習発表会や参観日の親のような気持ちで感動してうるっとしてしまいました)

先の本埜中もそうですが、地元の小中学生が生き生きと自主的に保護観察活動を行っている
様子が伝わってきます。
それと同時に守る会をはじめ関係者の皆様の活動の様子も伺えます。
例えば、霜が降り周囲の田に氷が張るような厳しい冷え込みの日でも白鳥を守る会の方が
時折水を注ぎ込んでいるため白鳥の郷は水が凍結していないのだとか(1/21)。
細かくもやさしい心配りがあって今の白鳥の郷があるのですね。
また、同小のHPによれば去年ハクチョウに混ざってこの地で冬を越し話題になった
ソデグロヅル(去年私も書いていますが)の姿は今年はないそうです。
ちょっぴりさみしい気もします。




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農閑期の水田がぐるりと取り囲む中、この一画だけ満々と水を湛えている。
そしてそこに群れるハクチョウ―なかなかシュールな不思議な光景です。
この感じはパノラマでも伝わらないなぁ。。

今度来れる機会があれば、朝夕の餌やりの時間に。
水上に寛ぐ30羽ほどのハクチョウを見ながらいつとは知れない再訪を胸に誓いました。


⇒毎日.jp('13.1.16.)
 『あんぐる@千葉:印西、白鳥の郷 /千葉
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Posted on 2013/01/30 Wed. 12:20 [edit]

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無題  

喪失感とか哀しみとか「そのとき」をおそれる必要がなくなったという逆説的な安堵とか、
いろいろな感情がごちゃごちゃに混ざり合って真っ白な頭のまま病院から葬儀場へ出向き、
打ち合わせを済ませて家に帰り着いたのは日付の変わるころでした。

夜が明けて翌日は冷たい雨と雪の一日。
どんよりした暗い空とさすような空気。
涙雨ならぬ「涙雪」などという言葉が頭に浮かびます。
こんな喩えは遺された者による都合のいい解釈に過ぎないと知りつつ、
天気の移り変わりを自分たちの気持ちに重ね合わせて考えずにはいられませんでした。
容体が悪くなってからも何回も次女の成人式の日を確認していた義父。
孫に晴れの日を迎えさせてあげようと最期まで戦ってくれたのだと思います。

もう何度も近しい人を見送ってきましたが決して慣れることのない痛みを覚えつつ、
それでもやらなければならないことは山積している―あるいは、こうした手続きのすべては
失った者の気を紛らわせるためにあるのかもしれない、そんなことを考えたりしていました。


翌日は一転して快晴。

20130116ss.jpg
1月15日の日没。

長女が自分で撮ったものを送ってくれた中にあった1枚です。



そして。

2013011706dawn1.jpg

2013011706dawn2.jpg
船橋市の某所からの日の出。

「もうすぐこちらの方角に日の出が見えます、とてもきれいですよ」
通夜の仮眠から覚めたとき、見回りの警備員の方に教えていただきました。
そうして撮った写真です。



日は、沈み、そしてのぼる。
人は、生まれ、そして終わりのときを迎える。

あたりまえのこと。
あたりまえのこと。

特別なことではなく、
おそれやあこがれの対象でもなく、
日々の中に、
生の果てに、
つねにそこに。


ひと段落着いた今、これらの写真を並べて眺めている自分がいます。

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Posted on 2013/01/30 Wed. 01:55 [edit]

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c-c-cとカワセミ  

一日のうちに我が家に慶弔ふたつの大きな出来事がありました。
そのことに関してはここには書かないことにします。
その後1週間ほどはそれはそれはもう慌ただしく過ぎ、
次の1週間あたりから以前とは少し違う日常生活モードへとシフトしつつあるといったところ。



金曜日、市主催の異文化理解講座に行ってきました。
市内の小中学校に勤務するALT(Assistant Language Teacher;外国語指導助手)が
出身地での知識や経験をもとに、様々なテーマについて英語で講義を行うというもの。

子供たちを指導されている先生ですから、ゆっくりとわかりやすい英語でお話してくれますし、
ボランティアの方が通訳してくれるので英語が苦手な方でも全く問題ありません。
市内各所にあるコミュニティセンターで月1程度(不定期)催されています。

2,3年前は行ける限りは行っていたのですが、ここ最近はすっかり足が遠のいていました。
今回は自転車で行ける場所(原山)での開催ということでずいぶん前から予約していたのです。

ALTの出身国はイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアだけでなく
英語を公用語とする各国にわたっており、個人的にあまり馴染みのない国について
学校で習ったりメディアで紹介されたりして知りうるものとはまた違った
その国の人ならではの話が伺えたりするので、とても興味深いのです。

私がかつて参加したなかでも、モンゴル(広大な大地とそこに住む人々の生活の話や
母国発展のための架橋たらんとしていた講師の姿が印象深かった)、
アイルランド(「イギリス」との関係性や独自の文化スポーツなどの話)etc.
印象深い講義がありました。

今回の講師はガーナ出身ということで、アフリカの文化や現状など聴けたらいいなと
思っていたのですが、講師のマムーンさんは去年に続き2度目の講義ということで、
去年は日本とガーナの比較と類似性に関する話だったそうなのですが、
今回は違った視点からの講義でした。

WHY STUDY A FOREIGH LANGUAGE(なぜ外国語を学ぶのか)をテーマに据えて
Foreign language as a tool for cross-cultual communication and understanding
(異文化間コミュニケーション及び理解のためのツールとしての外国語)
の重要性を説かれるといった内容でした。(タイトルのc-c-cはここから)
ここにいる人はおそらくそういうことをある程度意識している人なのではなどと思ったりしつつ、
興味深く聴かせていただきました。

コミュニケーションツールとして実践的に外国語を使いこなせるようになること、
これは日本の外国語教育の大きな課題だと常々思っていることでもあります。
ネイティヴではない以上文法をたたき込むことは有効な手段だと考えているのですが
(中尊寺ゆつこさんが生前おっしゃってたのに共感を覚えたことが)
同時に蓄えた知識をアウトプットするためのコミュニケーション術を身につけることも
とても大切なことなのではないかと思います。
この国にいると母国語以外で意思の疎通を図る必要に迫られることこそまずありませんが、
今日のようにグローバル化した社会の中で天然資源を持たない我が国がいかにして
・・・・・まあ、そんな感じで(素に戻ったけど続けるのも書き直すのもめんどくさい)。
(勝手に)期待していた内容とは少々違っていましたが、改めていろいろ考えさせられた
講義内容でした。

そんな(どんな)異文化理解講座、
次回は2/21(木)14:00~15:30小林コミュニティプラザにて開催。
詳細は「広報いんざい」にて。





原山まで来たので、高花結縁寺あたりまで足を延ばしました。

2013012501.jpg
結縁寺

2013012504.jpg
向かいには残雪と石塔群

2013012502.jpg
結縁寺前の池

近付くと、大きなカワウが一羽、飛び立っていきました。
カワウは飛び立つ際、水切り(石切り)(石を投げて水面をちょんちょんと跳ねさせるあの石のような動き)
のような動作をしてから舞い上がります。もちろん動画に収めることはできませんでした。

視線を弁天様の祠のある島へ転じると、木の枝の先に鮮やかな青色と黄色をした小さな鳥が一羽。
カワセミです。つややかで美しい羽根の持ち主。
桜台の十余一公園ではときどき遭遇しますが(これも撮れたことがない)、ここでは初めて。
(上の写真中央左寄り、枯れ枝の先の青がカワセミです)

距離があるので写真にははっきり写せませんでしたが、その代わりに
逃げられることなくじっくり観察することができました。

2013012503.jpg
(木のてっぺんにいます)

捕餌のためなのでしょう、2~3分に一度くらいの間隔で何度も水面に向かってダイブしていました。


(38秒ごろ枝から水面に向かってダイブしています)

残念ながら餌がとれたかどうかは肉眼でも確認できませんでした。

ちなみにこちらは以前('12.7.9.)撮ったこの池の魚。
IMG_2222.jpg
季節が違うのでカワセミのターゲットがこの魚だったかどうかわかりませんが…

今ふと思い出したのですが、子供のころ用水路にいた魚のうちメダカよりもやや
大きいものをハヤと呼んでいました。動きが速いから「ハヤ」。
実際メダカは手でも簡単に掬えましたが、ハヤは捕まえられたことがありませんでした。
こちらの魚の種類もわからなければ、ハヤの正体もよくわかりませんが…
淡水にいる小さな魚の俗称だったのか、コイなど大きな魚の稚魚だったのか…
(調べてみたらWikipediaの「ハヤ」とは違う気も)


話を戻します。
以前ケビン先生のフィールドワークのとき、カワセミの巣を教えていただきました。
削り取られて茶色い土がむき出しになっている山の斜面に開けられたたくさんの穴、
それがカワセミの巣とのことでした。土の壁に穴を掘って住処とするそうです。
確か武西近辺を歩いてたときだったという記憶があります。

動画や写真では小さすぎて羽の色はおろかその姿さえもわかりにくいのが残念ですが、
これ以上接近してはきっと逃げてしまうし、柵があるので近づきようもないし、
今後大型のカメラを手に入れる予定もないので、この辺りが私にできる精一杯。

気付けば20分もカワセミの捕食行動を観察していました。
夕方4時半、すっかり指先がかじかんでしまいました。
それでもずいぶん日が延びてきたのを実感しながら家路につきました。



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Posted on 2013/01/28 Mon. 02:36 [edit]

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