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里の秋  

11月も終わるので、
もう秋ネタってできなくなることに気づいた。
(というか、そろそろ年賀状作らねば・・・)

秋の里山を散策していて、目につくのがカラスウリ。
なんでかわからないけど子供のころからなんか好き。
あのフットボール状の長くてオレンジ色をした実を
見掛けるとつい立ち止まっちゃう。
ただ遠巻きに眺めるだけなんだけどね。
実がなる前ネットを張るように広がる白い花も美しい。

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けっこうたわわ

DSCN2256_20111129231328.jpg
スジが見えるのは未熟な実らしい

 どちらも松山下公園への道中で撮影(11/7)



ついでに。
CA3F0049.jpg

こちらは去年大学の公開講座に通っていたときに、
同じ聴講生の方からいただいたもの。
スズメウリといって、沖縄産とのこと。
(今調べてみたけどオキナワスズメウリというのかな)
私はこのとき初めて知りました。

直径2、3センチほどの実で、
ころんとまん丸でスジが入っていて、まるでスイカみたいでかわいい。
このあともうちょっとしたらスジを残したまま赤くなりました。
(カラスウリのオレンジとは違って、文字通りの赤)






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路肩に雑草に紛れて咲いていた薄紫色の花。
(写真よりもうちょっと濃い花色)
キクニガナというそうです。
明治時代から持ち込まれた帰化種ということですが、
あまり見掛けたことがない気がします。


DSCN2859.jpg

こちらも同じ明治時代からの帰化種セイタカアワダチソウ。
以来、ススキとの熾烈な勢力争いを繰り広げていると、
ケビン先生から聞いたことが。逆に日本からのクズが
近年アメリカあたりでは侵略的繁殖をしていて、問題になっているとか。

この黄色い花、今では草むらなどで本当によく見かけますが、
私が子供のころは、こんなにはびこってなかった気がする。
ススキとか、ススキモドキ(正式名称は知らない)みたいなのが多かった。
(子供の頃お花見にススキと間違えて採ってきた記憶が)


庭木だけじゃなく、路肩や空き地などで見掛ける雑草も
この2,30年ほどの間に生態系がずいぶん変わってきているのを感じます。





私が子供のころ、
百科事典や図鑑の訪問販売の人が家にやってくることがありました。
(ジャポニカブリタニカ小学館学研…)
学校から帰ってくると知らない人がお茶の間に座ってて
母親と話をしていて、傍らに百科事典が何冊か積み重なっていて
―という光景を何度か見た記憶が。
「あーおねえちゃんおかえり。ちょっと見てみる?」などと言われて。
本は好きだったので、わくわくして欲しくてしょうがないアピをしてたかも。

時代的に、百科事典や図鑑の何種類かは家にあるべき
という価値観が世の中にあった気がする。

契約のこととかはわからないけれど、親が買うことを決めたら
何日かしてずっしり重い本がうちに届く。
一度にじゃなく、何回かに分けて。

「動物」「植物」「昆虫」…
1冊1冊、どのあたりに何がのってるかだいたい覚えるほど何度も読んだ。
知らない生き物や植物を見つけるたびにページを繰った。
時々紙の端で手を切ったりしながら(これは地味に痛くてテンション下がる)。

百科事典は、巻末に載っていた美術全集が好きだった。
ルノワール、セザンヌ、ミレー、ルソー、ダリ…みんなここで覚えた。
中学生になってからは社会の予習に重宝した。

幼稚園から小学校くらいのこのころに図鑑や事典から得たことって、
結構自分のなかの知識(←乏しいながらも)の根幹をなしてると思う。





何の話だっけ?
そうそう、帰化種外来種だ。
そのころの図鑑には載っていなかった植物がいっぱいで、
一見おんなじような野山の光景も時代とともに様変わりしているなと。

あと、ムシなんかも種類減ったかな。
近所の神社のエノキだかケヤキだかの大木には
タマムシの厨子作れんじゃね?ってくらいにタマムシがいっぱいいたし、
田んぼへ注ぐ用水路にはミズスマシ、ゲンゴロウ、タイコウチなどの
水生生物がたくさんいたし。





でも、この辺りではカミキリムシは今でも見かけます。
白黒ストライプのボディとぎざぎざ触覚のイカした野郎。
夏にはクワガタカブトムシとかね。

ムシといえば、今年の夏遊歩道の植え込みで出会ったムシは印象的でした。
平べったくて透明で金色の体の。本当に透明でピッカピカの金なの。
こんなインパクト∞な虫を生まれて初めて見ました。
帰って調べたところジンガサハムシというのらしい。
写真に収めようとしたけど隠れちゃって(手に取るのもはばかられて)
画像は無いんだけど。





・・うん、どんどん里の秋の話じゃなくなってるね。

今日は天気がいいので、ちょっと外走ってこようかな。

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Posted on 2011/11/30 Wed. 11:40 [edit]

category: 散策

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『夕方のピアノ』  

竹内さんが初めてかまってちゃんに出会った曲という『夕方のピアノ』。
物語」の続きも気になるし、
出会いを綴られたこちらの記事も自分自身のことと重ね合わせて
(出会いの時差は計り知れないけれど)ほんとうに引き込まれる。



かまってちゃんに魅入られた人の数だけ
出逢いのエピソードがあり、
彼らの曲に対する思い入れがあり。



そしてまた、
「自転車で行ける範囲」の世界を綴った
の子の手記のような楽曲に誘発されるように、
自分自身の思い出が知らず溢れ出してきて、
気付けば自分語りを反芻する。

何度でも。

時には頭の中で、
時には誰か聞いてくれる人を求めて。






夕方のピアノ


夕空に響く美しいピアノの旋律と
絞り出すような呪詛の言葉。

「死ねよ」「お前のために」
「死ねよ」「ぼくのために」


子供が思いつく限りの悪態をつくように
意味をなさない言葉も
そこに込められた感情は心へと突き刺さる。


暗い衝動と悪意
負の感情は理由もなしにエスカレートして
いわれなきターゲットへと降り注がれる

どうして

悪いのはお前だろう
それとも、ぼくなのか

増幅する悲しみと憎悪



やがてそれは自分自身へと向く。


「ぼくも死ね」


もうこんなこと終わりにしたいんだ




ほとんど夕方の空の長回しのみでできた映像。
ことばにも映像にも説明は不要だ。


夕空の下に見える
白くて無機質な屋根と3本のポール。
あれは、国旗掲揚のためのもの。

そう、ここは学校なのだ。


夕方のピアノ


彼が実際にそこに通っていたかどうかはわからない。
でも、それは問題ではないのかもしれない。
彼がこの曲に相応しい場所として選んだのは
きっと「象徴としての学校」なのだろう。
そして学校の象徴として3本ポールを映しこんだのだ。


あの屋根の下で起こったことなど私にはわからない。
知る必要もない。
ただ、彼をこの曲に向かわせる衝動に
至らしめた原因のひとつではあるのだろう。

それだけは想像できる。


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Posted on 2011/11/29 Tue. 17:24 [edit]

category: PV/ロケ地

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竹内さんのこと  

今この文章をお読みの方でご存じない方はいらっしゃらないと思うのですが、
(「思う」はいらないんだけどそうすると文章がおかしくなるので付けてますが)
たけうちんぐこと竹内道宏氏。

ライター兼イラストレーターにしてライブ撮影やPV制作、
さらには霊能者パフォーマンスまでもこなされるという、
正直プロフィールからは多才でいらっしゃるというだけではないものを
感じずにはおれない方ですが。(すみません)

の子さんをして「僕らをここまでにした」「竹内さんのおかげ」と言わしめ、
ライブ映像の録画・アップロードなどを通して
神聖かまってちゃんを広く世の中に知らしめた(使役2連発)立役者。
私のような者にとっては、偉大なる道しるべのような存在です。

その竹内さんがこのたび「本腰を入れてブログを作」られたということで、
こちら。





たけうちんぐダイアリー

 「全て書き直した神聖かまってちゃんのライブレポを合計39万字で掲載」
 「リンク集や事件史などの情報ページも」 




  (「」内Twitterより)

   


私などがご紹介するのはおこがましいことこの上ないのは重々承知しているのですが、
竹内さんの書かれた・撮られたものは私にとってもバイブルのような存在であるので、
自分のためにもリンクを張らせていただきます。



私自身もこちらのブログ開設当初から
竹内さんには何度もTwitterでご紹介いただきました。
こちらに来られる方のほとんどが竹内さん経由かと思います。
そのことについては、本当に感謝の言葉もありません。

それ以前に竹内さんに言及されるということ自体、
私のような昨日今日からのファンにとっては想像もできないような大事件で、
光栄を通り越して申し訳なくさえ思っています。

さらには、新ブログではリンク先の一つとしてこちらをご紹介いただき、
なんというか、もう、ほんとすみません。
たまたま千葉ニューに住んでいたおかげですね。

事前にご連絡はいただいていたものの、
あのように詳細にご紹介いただけるとは思ってもみなくて
夕べはなかなか寝付くことさえできませんでした。
ほんと、すみません。



偉大なる道しるべさんは、その偉大さにもかかわらず、
お話させていただくと(文字の上でですが)
大変に腰の低い方で、感じのいい方です。
(それはお書きになった文章からもうかがい知れるのですが)

丁寧で柔らかな文体。
鋭い視点と深い洞察力と、それをふわっと覆い隠すように随所に散らばめられた
読んでいて思わずくすりとしてしまうような絶妙なユーモアのセンス。
そしてなによりも対象に対する深い理解と愛情に満ちた文章。
(「撮られた映像」もまた同様の印象を受けます)


私が神聖かまってちゃんに惹かれた理由は、
の子さん始めバンドのメンバーのみならず、
竹内さんや、かまってちゃんに魅了された先達のファンの方々など、
かまってちゃんについて知る過程において出遭った
彼らを取り巻く人々すべての存在を含めた全体にあるのだと今にして思います。

私がブログを始めてすぐに
そのような内容のコメントを寄せてくださった方がいらっしゃいました。
今更ながらその意味を実感しています。


パフォーマンスや曲から受ける過激なイメージと、
の子というパフォーマーに惹きつけられてやまない人々の穏やかな目線。
一見異質とも思われるこの組み合わせがしっくりと噛み合って
かまってちゃんのムーブメントが出来上がっている。

彼を見守り、彼から目が離せない。
これはもう理屈ではなく、どうしようもなく。
この類まれなるアーティストから発せられる強い磁力によって吸い寄せられ、
どうにも動けずにいる。
磁場に漂う空気の心地よさに浸りながら。


その一番隅っこにいる自分。
短期間にいっぱいのことを詰め込みすぎで容量オーバーになってたり、
その上知らないこともまだまだたくさんあるし(訂正とかとか)、
それなのに変な方向に向かっている自分を十分自覚している今日この頃。
改めて竹内さんのブログで勉強させていただこうと思います。



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Posted on 2011/11/29 Tue. 15:06 [edit]

category: 神聖かまってちゃん

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